2022/10/27
無利息のカードローンって何?
一定期間無利息のカードローンがあることをご存じでしょうか。無利息であることは借り入れる側からすれば当然メリットですが、注意点もあるためここでまとめている内容を是非ご参考ください。
無利息のカードローンのメリット
消費者金融の中には無利息サービスを提供している業者がいくつか存在します。
カードローンの無利息サービスとは、初回の契約もしくは借り入れから決められた期間は無利息で利用できる、というサービスのことを指します。
上手く活用できれば一般的に金利が低いと言われている銀行カードローンよりもお得になる可能性もあるため、カードローンの利用を検討している場合は必ずチェックしましょう。
金利を考えなくてもよい
無利息のカードローンは金利を考えなくても良いメリットがあります。もちろん、いつまでも無利息の期間があるわけではないため、長期間で返済するつもりであれば金利の高さにも注目する必要があります。しかし、無利息の期間内で返済しようと考えているのであれば、金利の高さを考える必要もなく、借入先に悩んでしまうこともありません。
一般的なカードローンの場合は金利の高さによって、完済したときに支払った金額と実際に借り入れた金額の違いが出ます。そのため、よりお金を無駄にしないためや返済が長期的にならないためにも金利の低いカードローンを探して契約する傾向があります。無利息期間で返済するのであれば、無利息期間が終了してから適用される金利が高くても関係ありません。
少額の借り入れで短期間で返済できる人におすすめ
無利息のカードローンは少額の借り入れを短期間で返済できる人におすすめです。その多くは30日間、長くても60日という期間であるものの、期間内での完済が可能であれば借り入れ以上の金額を返済する必要がありません。
ただし、あくまで無利息期間内で完済できる場合のみ得られるメリットであり、無利息サービスを利用できるカードローンは消費者金融であるケースが多いため、銀行系カードローンよりも元の金利が高く設定されています。そのため、高額の借り入れなど無金利期間での完済目途が立っていないのであれば素の金利を判断基準にすることも必要です。
無利息のカードローンを利用するときの注意点
無利息のカードローンを利用する上で確認しておくべきことがあります。決して高いハードルではありませんが利用条件があること、そのほか注意点や勘違いしやすいポイントなど、はじめて無利息のカードローンを利用する方は一読しておくことをおすすめいたします。
無利息は一定の期間のみ
当然ではありますが、カードローンの無利息期間は永久ではなく一定期間のみです。その多くは30日間であり、サービスによって60日、諸条件付きで180日の期間が設けられているサービスもあります。また、契約日から数えて30日なのか、借入日からの30日なのかなど、サービスによって微妙に異なる点もあるため、申し込みの際はその辺りも把握しておくようにしましょう。
期間終了後は当然元の金利が適用されることになります。負担を減らすためにもできるだけ無利息期間の有効活用を考えてみてください。
無利息期間中でも返済日はある
こちらも当然ですが、無利息期間はあくまで利息がかからない期間であり、通常通り毎月の返済は行なわなければなりません。人によっては無利息期間内に完済すれば良いと考え、返済日を忘れて延滞してしまうこともあります。
ちなみに、支払いが遅れてしまうとその時点で無利息期間も終了となるケースがほとんどです。期間中は返済が遅れないよう特に注意し、無利息期間の終了日と返済日をセットで把握しておきましょう。
一度しか利用することができない
無利息期間は基本的に一度、それもはじめて該当サービスを利用する場合のみ、適用されることがほとんどです。そのため、利用後は再び借り入れを行っても無利息期間は設けられません。それは一度サービスを解約し再申し込みした場合も同様です。
もし、今すぐには使わないけど用意だけしておきたい場合は、契約日からではなく、借入日から無利息期間が適用されるサービスの選択を強くおすすめします。
無利息期間を得るためには条件を満たす必要がある
基本的に無利息サービスの利用にはいくつかの条件があります。
しかし、指定される条件は難しいものではなく、多くは「はじめてのお申込み」や「web申し込み」であることがほとんどです。サービスによってメールアドレスの登録やweb明細を求められるケースもあるため、うっかり忘れてしまわない様に各条件の確認を必ず行なうようにしましょう。
まとめ
無利息期間があるカードローンは決められた期間中の借り入れ利息が無料になるサービスです。契約者からすればかなりメリットのあるサービスのため、特別な事情が無い限りは無利息期間を提供しているサービスへの申し込みを推奨しています。ただし、あらかじめ返済が長期化しそうと分かっている場合は、元々設定されている金利も参考にサービス選びをしてみてください。